短い期間に、急速に薄毛が進行してしまった場合、「もしかしたら、ストレスが原因なのでは?」という可能性が頭をよぎりますよね。
薄毛の原因は多岐に渡りますが、「ストレス」が原因の一つとして関係していることは確かです。
今回は薄毛とストレスの関係性について詳しく解説します。
ストレスが薄毛を引き起こす理由
ストレスがなぜ薄毛を引き起こしてしまうのか?
その要因とメカニズムについて解説します。
① ストレスはホルモンのバランスを崩してしまう
主に考えられる要因は、ストレスが与えるホルモンバランスへの影響です。
ストレスによってホルモンバランスが崩れると、男性ホルモンが過剰分泌されます。それにより、DHT(ジヒドロテストステロン)という薄毛の原因物質が過剰に分泌され、薄毛を急速に促進します。
② ストレスがたまると、血行不良になる
多くの人は、ストレスが溜まると、自律神経のバランスを崩してしまいます。自律神経の役割は、生きていく上で欠かせない身体の活動をコントロールすることです。自立神経は血流のコントロールも行っているので、ストレスによって自律神経が乱れれば、血流が悪くなり、頭皮に十分な栄養が行き届かなくなります。その結果、毛髪のサイクルが乱れ、抜け毛・薄毛を引き起こしてしまうのです。
③ ストレスによる睡眠不足
人は過剰なストレスを受けると、大脳が興奮状態になり「眠れない」「寝たはずなのに、ぐっすり眠れていない」という状態に陥ります。
良質な睡眠をとることができなくなると、成長ホルモンの分泌が滞ってしまいます。成長ホルモンが適切に分泌されなければ、健康な毛髪サイクルを維持していくことはできません。その結果、薄毛を促進してしまうことになってしまうのです。
ストレスで薄毛にならないための対策とは
ストレスというのは無意識に受けてしまうもので、避けようがありません。
特にストレス社会と言われている今の日本において、ストレスと無縁の生活を送るのはかなり難しいことです。
ですから、対策としては「ストレスをいかにして溜め込まずに発散させたり、緩和させたりするか!」が課題となります。
対策を生活の中で意識的に取り入れることで、ストレスと上手に付き合って行きましょう。
対策① 適度な運動をする
運動で思いっきり汗をかくことは一番のストレス解消につながります。また運動によって血流が良くなれば、脳に酸素が行き届くようになり、脳はストレスを感じにくくなります。
対策② 湯船につかる
忙しい毎日を送っていると、ついついお風呂タイムをシャワーだけ済ませてしまいがちに・・・ストレスを溜め込まないためには、1日の終わりにゆっくりと湯船に浸かることをおすすめします。入浴は頭皮の血行を良くしますし、湯船で心身共にリラックスすることで、自然とストレスは緩和されるはずです。
対策③ リラックスできる時間を持つ
人が一番ストレスから解放される時間は、好きなことや楽しいことに没頭できる時間だそうです。好きなことをする時間ほど心がリラックスする瞬間はありません。どんなに忙しくても、好きなことや楽しいことに費やす時間を持つよう心がけましょう。それが最大のストレス解消につながります。
薄毛の悩みがストレスにならないように
ストレスと薄毛の関係と、日々のストレス対策についてお話ししましたが、薄毛の方にとって「一人で薄毛の悩みを抱えていること」これこそが大きなストレスになっている方が多いのではないでしょうか。
その悪循環を断ち切るためには、ぜひ専門家への相談をおすすめします。
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記事監修:岡山中央クリニック